成人向け催眠小説 魔王と勇者
勇者と魔王
あなたは とある世界の とある一国の 勇者とよばれる人です。
あなたは 小さいころから勇者の宿命を背負わされ、魔王討伐のため、数々の苦難を乗り越えてきました。
そんな幾多の苦難の道を歩んだ あなたはついに魔王の城にたどり着きます。
魔王の待つ、王座の間の大きな扉の前に立つあなた。
深刻級をし、魔王との闘いの前に心の準備を整えます。
意を決して扉をあけた その先にはーーー。
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ふふっ ようこそいらっしゃいました。勇者さま。
私が魔族を統べるもの。魔王でございます。
うふふ やはり驚いているようですね。
私が女の姿であることにでしょうか?
それとも 私がこのような口調であることに?
……ふふ 馬鹿になどしていませんよ。
せっかく遠方からこちらに来ていただいているのですから、おもてなしの意味も込めているのですよ。
しかもそのお客人が、あの勇者様ではありませんか。
私は勇者様がここに来るのをずっと待っていたのですよ…♪
そう焦らないでください 勇者様?
貴方様がここに来る理由は 十分に把握していますよ。
私 を 殺 し に き た のでしょう?
うふ♪ 当たり前のことを 何言ってるんだって顔ですね♪
そうですね。これは勇者と魔王の絶対の宿命ですもの。
……勇者様。私はこの宿命は意味がないものだと思っていますの。
考えてみてください。仮に勇者様が私を倒しても、何十年、何万年後には、私は再びこの地に蘇ってしまいます。
これは私が勇者様を倒した場合でも同じことですよね? 勇者の血筋が途絶えない限り、次の勇者が生まれてきますもの。
勇者様と魔王である私の関係は、この永遠の 宿命 があるかぎり 最期はありませんもの。
だからぁ……♪♪ 勇者さまぁ……♪♪
私は 勇者様と闘う気なんて 全然ございませんの♪
私と 一緒に この宿命を この関係を この意味のない永遠の環を 亡くしてしまいましょう?
私と 一緒に 新しい世界を 築きあげましょう?
ふふふっ さすが勇者様♪ そんな怖い顔しちゃって♪ 私の言うことを信じませんか?
でもね、勇者さまぁ……?? 剣を持っている手が震えていますよぉ♪
それにどうして前屈みになっているんですか? しかも苦しそうに股間をおさえちゃってぇ♪
あ♪ そろそろ時間ですね♪
なにが起こってるか分からないって顔ですねぇ……♪
実はぁ……♪ この王座の間には『催淫トラップ』が仕掛けてあったんです♪
普通の人間なら、ここに入った瞬間からおかしくなっちゃうのに さすがは勇者様ですね♪
ふふっ お目目がトロ~ンってしてますね。
眠いんですか? 勇者様♪
体も ふにゃ ふにゃ になっちゃってますよ。
どうぞ無理をなさらず、目を閉じて下さい。 勇者様♪
そんな蕩けた 体じゃ 魔王の私は倒せませんよぉ ゆっくり体を休ませて、万全の態勢で臨まないとぉ……。
さあ横になって…… 目をゆっくり閉じて……
さあ いい 夢 を見ましょう?
『快楽に満ち溢れた 永遠に覚めない 夢』 を ね♪