成人向け催眠小説 友人に催眠をかけてみよう
ミサ、見て見てー
・・・どうしたの春子、5円玉に紐付けて
えっ、知らないの?催眠術だよ、催眠術
催眠術?またどうして急にそんなものを
そんなものとは失礼な!昨日テレビでやってたんだよ
催眠術師の人が芸能人にこれを見せながら「あなたはだんだん眠くなる・・・」
とか言うと本当に寝ちゃったんだよ?
最近のテレビってヤラセとか多いから、眠ったフリしてるだけじゃない?
私も最初はそう思ったよ。けど気になって鏡の前で自分にやってみたの、そし
て気づいたら寝ちゃってたのよ
春子は単純だもんね
もう・・・じゃあ今からやってみて、本当にかかったら信じてくれる?あと私
が単純っていうのも撤回してよね?
ええ、いいわよ
(よし、これで自然な流れでミサに催眠術かけられる!ミサは何かと隙が無い
から、たまにはこういうのでからかってみたかったのよね)
・・・春子?
あ、あぁごめんね。それじゃソファーに腰掛けたままで良いから、この5円玉
を見つめながら私の言葉を聞いてね
ええ、分かった
では体の力を抜いて~、リラックス、リラックス・・・
(ちゃんと見てくれてるね 順調順調♪)
体の力を抜くイメージ・・・体中の力が、手や足、そして頭の先から抜いてい
く・・・
(目は離してない、私、うまくできてるかな?)
すると頭がだんだんボーっとしてきます、ボーっとして・・・考えるのがめん
どくさ~く・・・なってきます・・・
(うん・・・しっかり、見つめてる・・・えっと・・・次なんだっけ・・・)
ただ5円玉を・・・見つめる・・・見つめてると・・・だんだんと・・・眠く・・・
眠くなっていく・・・
(見てる・・・うん・・・みてる・・・)
ただただ・・・みつめる・・・ねむくなる・・・ねむく・・・・ねm・・・く・・・
春子、眠いの?
ふぁぁ・・・ごめん、なんでだろう・・・すごくねむい・・・
無理しなくて良いよ?催眠術が本物なのは十分に分かったし。ほら、ワタシの
膝に頭おいて
よかった・・・ありがと・・・
でも春子はやっぱり単純ね
え?・・・なんで・・・?
今は深く考えなくていいよ。だからもう目を閉じて
うん・・・
・・・ところでね、実はワタシもそのテレビ見てたの
(え・・・?)
あれって眠くなる催眠術の他に、催眠に掛かった人が犬になるのとかもあった
よね
(そういえば・・・あったかな・・・)
けどあれってただ四つん這いになって鳴くだけで、全然犬っぽく無いと思うの
(いぬっぽく・・・そうかなぁ・・・)
犬ってほら、こうやって、飼い主にお腹を撫でられたら気持ちよくなったり・・・
(あれ?・・・おなか・・・きもちいい・・・)
飼い主に頭を撫でられて、褒められると、すごく嬉しくなったり・・・ほら、
いいこいいこ・・・
(あたま・・・うれしい・・・)
飼い主に怒られると悲しくなったり・・・春子も自分の催眠に掛かっちゃうダ
メな子だもの お仕置きしないとね
(ダメなこ・・・うぅ、ごめんなさい・・・)
でも大丈夫、ワタシは春子のそういうところも好きだから、怒ったりしないよ
(ほんと・・・?)
だからそんな悲しそうな顔しないで、ほら、頭、撫でてあげる、よしよし・・・
(ありがと・・・ミサ・・・みさ?・・・なんだか・・・いわかんが・・・)
けど、ワタシだけが一方的に好きなだけだったら、ちょっと悲しいかも
(そんなことない・・・わたしも・・・みさのことが・・・)
もしワタシのことが好きだったら、頷いてくれる?無理に喋らなくていいよ
コクッ、コクッ
2回も頷いてくれるなんて、嬉しい、大好きだよ、春子・・・
(みさ・・・)
よし、春子にプレゼントをあげるね
(ぷれぜんと?・・・)
だって、今日は特別な日だもの
(とくべつ?・・・なにかあったっけ・・・)
不思議そうな顔してる、でも分かってるはずだよ?今日はあなたがワタシの飼
ってる犬になって、
ワタシがあなたのご主人様になった日なんだもの
(そっか・・・わたしは・・・みさの・・・いや、ごしゅじんさまの・・・い
ぬ・・・)
プレゼントはね、ネックレス 今は目を閉じたままでいいよ、ワタシが首に付
けてあげるから
(ごしゅじんさまが・・・ぷれぜんとを・・・うれしい・・・)
嬉しそうな顔、そんなに喜んでくれるならワタシも嬉しい
けど口にすればもっと嬉しくなれるよ、でも犬は喋れないから、どうやってご
主人様に伝えるんだっけ?
(ごしゅじんさまに・・・つたえる・・・ほうほう・・・)
それはね、ご主人様に思いを込めて、ワンワンッ、って鳴くんだよ
(そっか・・・わたしは・・・いぬ・・・だもんね・・・)
ほら、鳴いてごらん?そうするともっと嬉しくなるから
・・・ワン、ワンワン!
ちゃんと鳴けたね、あなたは良い子だから頭撫でてあげるね、よしよし・・・
(ごしゅじんさまにほめられた・・・うれしいよぉ・・・)
ワンワンッ!
そうそう、そのネックレスね、他の人が見たらただのネックレスだけど
あなたとワタシにとっては、2人の関係を表す、そう、首輪のようなものなの
(くびわ・・・?)
だからね、その首輪を着けてると、あなたはどんどんワタシの従順なペットに
なるの
(つけてると・・・どんどん・・・ぺっとに・・・)
そしてあなたがそのネックレスを大事にしてくれればしてくれるだけ、ワタシ
達の関係はより深く、そして強くなるの
(ふかく・・・つよく・・・?)
ごめんね、ちょっと難しかったかな 要するにそのネックレスを大事にしてく
れれば
ワタシも、そしてあなたも幸せになるの
(ごしゅじんさまも・・・わたしも・・・しあわせ・・・)
だから、そのネックレスは大切に、いつも身に着けていてね 分かったらワン
ッって返事して?
ワンッ!
ありがと、そう言ってくれるとワタシも嬉しいわ
まだ全然遊んでないけど、そろそろ目を覚まそうか、これ以上遅くなるとあな
たも大変だもの
(えっ!・・・もっとごしゅじんさまと・・・いっしょに・・・)
悲しそうな顔しないで、大丈夫、また明日も一緒に遊べるから、だからそれま
でお預け
(そんなぁ・・・)
お預けができないとまたダメな犬になっちゃうよ?だから良い?
・・・・・・ワン
よしよし、それじゃまた明日(チュ
(・・・!)
明日もワタシと一緒に居られるおまじない、例え目を覚ましても
あなたは今日あった出来事を、心の何処かで覚えていられるためにね
(おまじない・・・?)
よし、もう目を覚まそうね ワタシが3つ数えて、0になったら目を覚ますよ
そして、さっきまでの出来事は心の奥にしまわれるの
でも、またワタシと一緒に遊ぶ時には思い出せるよ
じゃあいくよ、3・・・2・・・1・・・はいっ!(パンッ
!・・・あれ?私、寝てた?
うん、グッスリと
なんでだろう・・・私がミサの家に来て・・・それから・・・なぜだろう、思
い出せない・・・
無理に思い出さなくていいよ、それより、いつまでワタシの膝枕で寝てるの?
うわっ!ごめん、気づかなかった
いつまでもボーっとしてないでよね、ほら、こっち向いて
えっ?なn・・・
(チュ
な、なな、なにやってるの!? 突然どうしたの!? てか口!?
なんとなくよ、なんとなく
なんとなくで同性にキスしてくるのがありますか!酷いよ・・・
あれ?もしかして・・・
そこから先言わないで!お願いだから!
そうとは知らず・・・ごめんなさい
謝られてもどうしようもないよぉ・・・
でも、ワタシは春子が初めてでも良いよ
ミサ、何か熱でもあるんじゃ・・・はっ!もしかして・・・既に私が寝てる間
に色々やってたんじゃ!?
何もしてないわよ、強いて言うならそのネックレスを付けてあげたぐらい
ネックレス?なにこれ?キレイ~
それ、春子にあげるから、大事にしてよね?
そんな突然渡されて大事にしろだなんて・・・まぁ貰うけど
ありがとね、春子・・・(ギュ
!?なんで!?どうして急に抱きついてくるのよ!
良いじゃない、同性なんだし これぐらい
それ以上のこともうやってるじゃない・・・兎に角、私帰るから!
ミサはちょっと頭冷やしたら良いよ!今日のミサ変!
もう帰っちゃうんだ、明日も遊びに来ていいわよ
でもセクハラはさせないからね!
セクハラだなんて、侵害ね
もう・・・じゃあね!また明日!
うん、じゃあね
はぁ・・・どうしたんだろう、ミサ 突然レズみたいなことしてきて
もしかしたら最初から私を?いやいや、でも急にはおかしいでしょ
第一、突然キスしてくるなんて・・・
「春子が初めてでも良い」・・・?
そういえばミサの初めてキスした相手って知らないなぁ
あんなに綺麗で賢くて、まるで欠点なんて無いかのような人だし、既にいっぱ
いやってたり(笑
でも何故か彼氏とかも居ないみたいだし、どうなんだろう・・・
素敵だなぁミサ・・・私も、別にミサだったら・・・ファーストキスも・・・
その先も・・・
って、何考えてるの私は! ミサの変な熱にあてられるちゃったのかな
兎に角まっすぐ家に帰ろう!・・・
何故だろう・・・明日も遊びに行きたい・・・このネックレスを着けて・・・